隠れ貧血って何?〜隠れ貧血チェックをしよう!〜

みなさん「隠れ貧血」という言葉をご存知でしょうか。
これは、検査結果は正常なのに貧血の症状が起こるというもので、潜在性鉄欠乏症とも言います。
これは検査の方法を替えれば調べることは可能です。
しかし、なかなかそこまで検査を行う人はいないのが現状です。
隠れ貧血とはどのようなものなのでしょうか。
解説していきます。

 

貧血の検査方法

まず、貧血の検査の方法を見てみましょう。
貧血とは赤血球が不足していることを意味しますが、これは赤血球のサイズとヘモグロビン濃度から診断されます。
健康診断の血液検査では、「ヘモグロビン:Hb」という項目であらわされ、男性だと13r以下、女性だと12r以下で貧血と診断されます。
隠れ貧血の方はこのヘモグロビン値は正常なのに貧血という状態です。
貧血症状は風邪や疲労、低血圧などと症状が似ているので血液検査に異常がなければ見過ごされやすいのですが、隠れ貧血を見つける検査があります。

 

フェリチン検査

隠れ貧血の人は、ヘモグロビン値を調べても判別できませんが、フェリチンの検査で判明します。
フェリチンとは血液中に漏れ出てくる貯蔵鉄のことです。
鉄分が本当に足りているかどうかを調べるには、予備の鉄分も調べる必要があります。
血液中のヘモグロビンがなんとか正常値でも、予備の鉄が枯渇している状態では健康とは言えません。
フェリチン検査は通常の健康診断の検査項目にはありませんが、採決をやっている病院やアンチエイジング外来などで受診できます。
貧血の疑いがある人なら内科や婦人科などで保険適用で調べることも可能です。

フェリチンとは?

フェリチンとは主に肝臓に蓄えられている鉄のことです。
鉄は血液中のヘモグロビンの材料となります。
ヘモグロビンは体中を循環し、栄養や酸素を体に行き渡らせます。
しかし、ヘモグロビンが不足すると人の体は酸欠を起こし、様々な悪影響が体に表れます。
それを防ぐために、人の体には鉄分が貯蔵されています。
それがフェリチンなんです。

 

鉄分の貯蔵量

鉄分は通常は普通の食事をしていればそれほど不足することはありません。
本来は普段の食事で十分賄えるはずなのです。
しかし、激しい運動などで血液中の鉄分が普段よりも多く代謝されると、ストックがない場合はすぐに体に不調をきたしてしまいます。
それを防ぐために体にはフェリチンとして鉄分を貯蔵しているのです。
この貯蔵量はおよそ900r〜1000rと言われています。
鉄分を含むものをいくらたくさん食べても腎臓によって分別され、過剰な分は体外に排出されてしまいます。
そのため、体内の貯蔵鉄フェリチンがこれ以上増えることはないのです。

 

フェリチンがなくなったら

フェリチンがすべてなくなってしまっても、体はミネラルを必要とし本来ヘモグロビンとして合成されるはずの鉄分まで使用することになります。
そうすると、ヘモグロビンが足りなくなるため体に酸素の供給が十分にできなくなります。
この状態で発症する疾患が鉄欠乏性貧血です。
貧血を起こしやすい人はこのフェリチンが常に足りない状態になっていると思われますから、意識して鉄分を摂取しなくてはいけません。
食事だけで補うことができなければ、サプリメントを活用する必要もあるでしょう。

 

隠れ貧血チェック!

髪の毛がよく抜ける
寝起きが悪くだるい
疲れやすい
クマができやすい
風邪をひきやすい
食事制限をしたことがある
睡眠不足
首や肩のコリがある
顔や爪の色が悪い
肌荒れやくすみがある

 

上記の症状のうち、4つ以上当てはまれば隠れ貧血かもしれません。
通常の健康診断では分からない隠れ貧血ですが、その疑いがあれば病院でフェリチン検査を受けてみましょう。

 

→貧血の原因・症状と、隠れ貧血に効果のある食事レシピ・サプリ・飲み物を見る

 

隠れ貧血になりやすい人はどんな人?

上記で自分が隠れ貧血ではないかチェックされたかと思います。
ここでは、隠れ貧血になりやすい人の傾向を見ていきましょう。
自分に当てはまってしまった人は意識して改善策を見出していきましょう!

 

女性

貧血女性
男性で隠れ貧血になる人もいるのですが、女性の方が隠れ貧血になりやすい傾向があります。
毎月の月経による出血で、血液中の鉄分が不足しやすいためです。

 

妊娠中の女性

妊娠
女性が妊娠することで、妊娠する前よりも血液中の鉄分が不足しがちになります。
お腹の赤ちゃんに必要な栄養を届けるためです。
通常必要とされる鉄分の摂取量は1日あたり8.5mgですが、妊娠中は最大で1日あたり18mgを必要とします。

 

授乳中の女性

授乳
授乳中は、母乳を作るための鉄分やカルシウムなどのミネラルが不足しがちです。
意識して鉄分やカルシウムを摂るようにすることで、隠れ貧血を防ぐことにつながります。

 

無理なダイエットをする人

ダイエット
無理なダイエットをする人も、隠れ貧血になりやすいタイプです。
食事を抜いたり、食べる量を極端に減らすことで、一時的に体重は減少しますが、運動をしていないため、筋肉が落ちる形となります。
筋肉が落ちるとリバウンドしやすくなるため、ますます食事制限を繰り返すという悪循環に陥りやすくなります。

 

外食の多い人

外食
忙しいとついつい外食が多くなったり、コンビニエンスストアのお弁当や惣菜などが多くなりがちな人も、隠れ貧血予備軍です。
外食では野菜を摂る量が少なくなることや、炭水化物と脂質が大半のメニューがほとんどのため、ビタミンや鉄分などのミネラルといった、本来必要な栄養素が不足してしまうためです。

 

コンビニエンスストアのお弁当の場合、添加物や人工甘味料や保存料によるリスクもあります。
すぐに体調が悪化するわけではありませんが、長年に渡って蓄積されることで体に影響を及ぼすため、適度に自炊をするよう心がけることが大切です。

 

隠れ貧血だった人の体験談

ここでは、実際に隠れ貧血に以前なってしまった人の体験談・口コミを紹介していきます。
体験談では、どんな症状が出たか・どうやって気付いたのか・どうやって治療しているかを語ってもらいます。
隠れ貧血に悩んでいる人又は隠れ貧血かもしれない・・・と思っている方はぜひ参考にしてみてください。

 

自炊するようになりました (20代 女性)

社会人になったことで念願の一人暮らしを始めたのですが、仕事が不規則なため、最初のうちは自炊を心がけていたのですが、気がつくとインスタント食品やコンビニのお弁当やおにぎりが多くなっていました。仕事柄外食やお酒を飲む機会も多く、それでもなんとか元気に過ごしていました。

 

異変が起きたのは、残業続きの後の休みの日の朝でした。起き上がって水を飲もうとしたら、窓から入る朝日を浴びているというのに目の前が真っ暗になり、その場で座り込んでしまいました。とりあえずその時はなんとかベッドに戻って横になっているうちに回復しました。

 

それまで会社の健康診断では貧血と言われたことがなかったので、たまたま疲れが溜まっていたからだろうということで、特に病院に行こうとは思わなかったのです。後で振り返るとあの時に病院で検査を受けていれば良かったのですが…

 

何度か同じような症状が起きるようになってから、仲の良い同期の人に話したところ、「隠れ貧血」かもしれないため、病院で検査をすることを勧められました。検査の結果隠れ貧血ということがわかり、それからは鉄分のサプリメントを摂るようにしたり、朝は自炊、お昼はお弁当を作って食べるようになりました。おかげで以前のような症状もなく日々を過ごすことができています。

 

産後の無茶なダイエットは危険ですね (30代・女性)

結婚して1年ほど経った頃に初めての子供が産まれたのですが、ご多分に漏れず、産後太りとなりまして、「これは早めに元の体型に戻さねば」とばかりに、少々無理目のダイエットをしてしまいました。

 

おかげで体型は戻ったのですが、その頃からフッとめまいがするようになることがしばしば起こるようになりました。育児疲れかな?とその時は思っていたのですが、心配になったのでかかりつけのお医者さんに相談したところ、「隠れ貧血」ではないかと言われ、検査をしてみたところ本当に隠れ貧血でした。

 

とりあえず鉄分を摂ることが最善の方法とアドバイスされたので、市販のサプリメントを摂るようになった他、できるだけ鉄分の多いレバーやほうれん草などを取り入れた食事を作るようになりました。おかげで旦那からは「またレバーかよ」と言われるほどに。

 

それでもブツブツ文句を言いながらも協力してくれるのが家族の良いところで、おかげで隠れ貧血の症状は緩和していきました。少し前に2人目も出産したのですが、さすがに前回の反省を踏まえて、ゆっくりと体型を戻すようにしています。

 

うつ病かもしれないと言われた時はびっくりしました (40代・女性)

職場では管理職に就いています。うちの会社は女性でも仕事ができれば管理職になることができるため、結婚後もそのままお仕事をさせてもらっています。子供がひとりいるのですが、近くに実家もあるので他の人よりは恵まれていると思います。

 

ある時期から朝起きた時に疲れが抜けていないと感じることが多くなりました。加齢によるものなのかな?とも思っていたのですが、それからしばらくすると、仕事を終えて帰宅した時にぐったりとしてしまい、座り込んだまま動けなくなることが起こるようになりました。

 

「働きすぎなんじゃないの?」と夫も子供も最初のうちは茶化していたのですが、そのうち眠れなくなり、肌荒れがひどくなってきた頃に、夫から病院で検査を受けることを勧められました。最初は通常の血液検査を受け、特に異常が見られないことから、もしかしたらうつ病かも?と言われた時はびっくりしました。

 

結局、別の病院でフェリチン検査を受けたところ、隠れ貧血ということがわかり、その後は残業を控えて休みもいただくようにして、鉄分を補う食事を心がけたところ、かなり改善してきています

 

皆さん「隠れ貧血」の発症の原因や気づきのタイミング、治療法はそれぞれ違っていますね。
うつ病と症状が似ているみたいなので、隠れ貧血はフェリチン検査を受けないと気付かないこともありそうです。
しっかり自分の症状を把握し、生活に支障をきたしてしまうほどなら、迅速に病院で診察や治療を行うことをオススメします。

 

おすすめ鉄分サプリ

隠れ貧血は、今は軽い症状だと思っていたり、疲れやすさや肩こりなどが当たり前の事だと思って放っておくと、怖い症状や病気になりかねないものです。
例えば、

  • 不妊症
  • 異食症
  • むずむず脚症候群
  • 睡眠障害

なども引き起こす場合があります。
ですから、毎日の生活できちんと鉄分を摂ることが重要です。

 

食事で鉄分を摂るのが難しいという方は、サプリメントも有効です。
貧血に効果のある成分(鉄・葉酸・ビタミンB6・ビタミンB12・ビタミンC)が入って、無添加、有機野菜にこだわるなど、安全面もしっかりとしているサプリ「美めぐり習慣」などの鉄分サプリもぜひ有効活用しましょう。

 

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