妊娠中の女性が貧血になりやすいのはなぜ?対処法は?

妊婦さんがふとしたことで疲れやすくなってしまったり、息切れを起こしやすくなってしまったりすることを知っていますか?
その原因は様々なことがありますが、その一つとして貧血があります。
そこで、今回はなぜ妊婦さんが貧血に陥りやすいのか、またその解決方法も紹介していこうと思います。

 

妊娠中の女性が貧血になりやすい理由

妊婦さんは妊娠後期になればなるほど、その貧血の症状は悪化する傾向があります。
その理由とは主に2つあります。

 

@妊婦さんの血液量は増加するため

1つは、妊婦さんの血液量は驚くべきほど増加するということです。
妊娠していない体重50sの女性の場合、4s程度が血液だと言われています。
しかし、妊娠8ヶ月の妊娠後期になってくると、その血液量は1.5倍の6sほどになるのです。
この血液が妊娠前と同じ成分であれば、全く問題ないのですが、妊娠中に増える血液は赤血球などの成分より水分の方が多いために、どうしても濃度が薄くなってしまうのです。
そのため、貧血に陥りやすくなります。

 

A赤ちゃんに栄養を優先させるため

妊娠すると、赤ちゃんに栄養や酸素を送るために、多くの赤血球、ヘモグロビン、鉄分を消費することとなります。
すると妊娠前は貧血ではなかった女性が、妊娠後はヘモグロビン値が基準を割ってしまい、貧血と判断されることがあるのです。

 

妊婦さんが貧血だと赤ちゃんにも影響が?

妊婦

このような原因により、ヘモグロビン値がデシリットル毎11gを切ると貧血と判断され、デシリットル毎10gを切ると始終一日中横になっていないと辛いなどの症状が現れてくるのです。

 

また、妊婦さんが貧血であることは赤ちゃんにも影響を及ぼします。
赤ちゃんのお腹の中の時は栄養源は、お母さんの血液です。
栄養が十分に運ばれていないことは、赤ちゃんの産後の低体重などにつながります。
そのような妊婦さんの貧血を解決するためには、まず食生活を改善してください。
レバー、牛肉、たまご、イワシなどのヘム鉄を多く含む食品を積極的に摂取し、その吸収を助けるビタミンCを取り入れることも大切です。

 

また、場合によってはお医者さんに相談し、鉄分サプリメントや葉酸サプリを取り入れるのもいいかもしれませんね!

 

妊婦さんが貧血にならないようにする対処法は?
タンニン禁止!

鉄分の吸収を妨げるようなものを摂取するのは避けるようにしましょう。
皆さんはタンニンというものを聞いたことがありますか?
タンニンは緑茶やコーヒーに含まれる成分で、鉄分と一緒に摂取するとその吸収を妨げてしまいます。
最近は、コーヒーでもお茶でも、タンニンが含まれていないものが販売されていますので、そちらを飲むようにしましょう。

 

病院に行こう

病院

貧血があまりにもひどいときは、病院に行くことも怠ってはいけません。

妊婦の貧血は、妊婦本人だけでなく、赤ちゃんにも悪影響を及ぼす可能性があります。
病院にいけば、貧血対策の錠剤を処方してもらえますので、そちらを利用するのも一つの手ですよ。
ここで注意しなくてはならないことが一つあります。
絶対に市販の鉄分錠剤を医師の相談なしに勝手に飲むことはやめましょう