妊娠中の貧血に葉酸が効く?〜詳しい症状と対処法〜

妊婦さんがふとしたことで疲れやすくなってしまったり、息切れを起こしやすくなってしまったりすることを知っていますか?
その原因は様々なことがありますが、その一つとして貧血があります。
そこで、今回はなぜ妊婦さんが貧血に陥りやすいのか、またその解決方法も紹介していこうと思います。

 

妊婦さんが貧血になりやすい理由と症状について

貧血は女性に起こりやすい症状ですが、妊婦さんになってからは、より一層貧血になりやすい傾向があると言われています。

 

妊娠中は、自身はもちろんのこと、お腹の赤ちゃんに栄養や酸素を届ける必要があるため、血液中の赤血球が大活躍することになります。
そのため、赤血球に含まれるヘモグロビンが減少し、脳や身体への酸素不足から貧血につながります。

 

妊婦さんの貧血の主な症状

立ちくらみやめまい、疲労感、倦怠感、動悸や息切れ、肩こりや冷え性

 

悪化すると、爪がスプーンのように変形する匙状爪や、氷や土を食べたくなる異味症となるケースもあります。

 

妊娠中の女性が貧血になりやすい理由

妊婦さんは妊娠後期になればなるほど、その貧血の症状は悪化する傾向があります。
その理由とは主に2つあります。

 

@妊婦さんの血液量は増加するため

1つは、妊婦さんの血液量は驚くべきほど増加するということです。
妊娠していない体重50sの女性の場合、4s程度が血液だと言われています。
しかし、妊娠8ヶ月の妊娠後期になってくると、その血液量は1.5倍の6sほどになるのです。
この血液が妊娠前と同じ成分であれば、全く問題ないのですが、妊娠中に増える血液は赤血球などの成分より水分の方が多いために、どうしても濃度が薄くなってしまうのです。
そのため、貧血に陥りやすくなります。

 

A赤ちゃんに栄養を優先させるため

妊娠すると、赤ちゃんに栄養や酸素を送るために、多くの赤血球、ヘモグロビン、鉄分を消費することとなります。
すると妊娠前は貧血ではなかった女性が、妊娠後はヘモグロビン値が基準を割ってしまい、貧血と判断されることがあるのです。

 

妊婦さんが貧血だと赤ちゃんにも影響が?

妊婦

このような原因により、ヘモグロビン値がデシリットル毎11gを切ると貧血と判断され、デシリットル毎10gを切ると始終一日中横になっていないと辛いなどの症状が現れてくるのです。

 

また、妊婦さんが貧血であることは赤ちゃんにも影響を及ぼします。
赤ちゃんのお腹の中の時は栄養源は、お母さんの血液です。
栄養が十分に運ばれていないことは、赤ちゃんの産後の低体重などにつながります。
そのような妊婦さんの貧血を解決するためには、まず食生活を改善してください。
レバー、牛肉、たまご、イワシなどのヘム鉄を多く含む食品を積極的に摂取し、その吸収を助けるビタミンCを取り入れることも大切です。

 

また、場合によってはお医者さんに相談し、鉄分サプリメントや葉酸サプリを取り入れるのもいいかもしれませんね!

 

妊婦さんの貧血に効くのは葉酸!葉酸の正しい取り方

前述した通り、妊婦さんの貧血には葉酸サプリが良いみたいです。
葉酸とはどんな役割をするものなのか、妊婦さんの葉酸の正しい取り方など詳しく調べていきたいと思います。

 

葉酸とは?

貧血は、赤血球内のヘモグロビンが大量に消費され、鉄分が不足することで起こりやすいとされています。
ヘモグロビンの生成には鉄分が大きく関与していますが、その生成を手助けする時に使われるのが葉酸です。
そのことからも、葉酸が不足することも貧血に大いに関係するのです。

 

葉酸は細胞を作るためのサポート的役割だけでなく、粘膜を健康な状態に保つためにも使われます。
そのため葉酸が不足すると、口内炎や胃炎となって現れるケースがあります。

 

葉酸不足で貧血に?

ただし、葉酸が不足することは通常の食生活をしている限りは非常に稀であり、毎年毎年出産をする女性や、つまみを食べずにひたすらお酒を飲み続ける古いタイプの呑兵衛でようやく表面化するとも言われています。

 

とはいえ、インスタント食品やジャンクフードを日常的に食べている人の場合も、葉酸などのビタミンや、鉄分やカルシウムなどのミネラルが不足しがちとなるため、葉酸や鉄分が不足することによる貧血は案外身近なものとなっているのかもしれません。

 

葉酸が不足することで起こる貧血は、「葉酸欠乏性貧血」と呼ばれますが、バランスの良い食事を心がけることと、葉酸の摂取で改善する傾向があるようです。

 

巨赤芽球性貧血とは?

葉酸とビタミン12が不足することで起きる貧血には、巨赤芽球性貧血があります。
赤血球の生成時に生成をサポートする葉酸やビタミン12が不足していますと、スムーズな細胞分裂が行われずに、未成熟な状態のまま大きくなるため、赤血球になる前に破壊されてしまうこともあります。

 

赤血球だけでなく、白血球や血小板にも同様のことが起こるため、血球そのものが減少してしまいます。
そのような状態での貧血症状が巨赤芽球性貧血です。

 

巨赤芽球性貧血の症状には、めまいや動悸、立ちくらみや息切れなどの他、食欲不振や味覚の低下があります。
中には舌の表面がつるりとした状態に変貌するケースもあります。

 

妊娠中の女性が葉酸を摂るには?

葉酸

妊娠中の女性はつわりなどで食欲が減退することもあるため、葉酸に限らず充分な栄養が摂れないことも考えられます。

葉酸を多く含む食材には、牛などの赤身肉や牛や豚や鶏のレバーがありますが、肉やレバーだけを食べるというのはあまり現実的ではありません。

 

葉酸は、ほうれん草や小松菜、かぼちゃやモロヘイヤといった緑黄色野菜にも含まれています。
生ではなく必ず火を通した調理をし、できるだけ多くの量を摂れるようにしたいものです。

 

とはいえ、食事だけでは妊娠中の女性が必要な量の葉酸を摂るのは困難です。
そのため、美めぐり習慣のような一日に必要な量が摂れるサプリメントを活用するのもひとつのやり方と言えるでしょう。

 

美めぐり習慣で葉酸摂取?妊娠中に飲んでも平気?

美めぐり

美めぐり習慣は、ビタミンCなどを豊富に含むアセロラや、葉酸を多く含むモロヘイヤ、身体を温める作用があり、漢方にも使用されることで知られる生姜などの成分で構成されています。

そのため、どちらかと言うと身体に良い成分が多いように思われます。

 

ただし、美めぐり習慣のようなサプリメントは、厚生労働省に認可され医薬品と違い、臨床試験による副作用の報告がされることはありません。
もし妊婦さんが美めぐり習慣を利用する場合には、必ずかかりつけの医師に相談の後、既往症やアレルギー症状などを確認した上で、医師からきちんと許可が下りてからにした方が良いと思われます。

 

それから美めぐり習慣のようなサプリメントの場合、過剰摂取による健康障害の危険性もあります。
決められた容量を守って使用するようにしてください。

 

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妊婦さんが貧血にならないようにする対処法は?

タンニン禁止!

鉄分の吸収を妨げるようなものを摂取するのは避けるようにしましょう。
皆さんはタンニンというものを聞いたことがありますか?
タンニンは緑茶やコーヒーに含まれる成分で、鉄分と一緒に摂取するとその吸収を妨げてしまいます。
最近は、コーヒーでもお茶でも、タンニンが含まれていないものが販売されていますので、そちらを飲むようにしましょう。

 

病院に行こう

病院

貧血があまりにもひどいときは、病院に行くことも怠ってはいけません。

妊婦の貧血は、妊婦本人だけでなく、赤ちゃんにも悪影響を及ぼす可能性があります。
病院にいけば、貧血対策の錠剤を処方してもらえますので、そちらを利用するのも一つの手ですよ。
ここで注意しなくてはならないことが一つあります。
絶対に市販の鉄分錠剤を医師の相談なしに勝手に飲むことはやめましょう

 

ヘム鉄と非ヘム鉄を摂ろう

妊婦さんが貧血を予防するためには、赤血球内のヘモグロビンを生成する素となる鉄分を摂ることが推奨されています。

 

鉄分は、ヘム鉄と非ヘム鉄の2種類あり、肉の赤身やレバー、魚介類に含まれる鉄分がヘム鉄、ほうれん草や小松菜、キクラゲやひじきなどに含まれる鉄分は非ヘム鉄です。
身体に吸収されやすいのはヘム鉄ですが、非ヘム鉄はビタミンCと一緒に摂ることで、吸収を促進することができます

 

そのため、ほうれん草とひじきの煮物、人参と切り干し大根の煮物などは、鉄分の吸収という点においても理にかなっていると言えるでしょう。

 

しかし、妊婦さんは非ヘム鉄を摂ることを推奨されています。

 

葉酸とビタミンB12を摂ろう

妊婦さんの貧血の予防には、鉄分と同時にビタミンB群の葉酸やビタミン12を摂ることも有効です。
葉酸やビタミン12は、赤血球の生成を助ける働きがあります。

 

葉酸は牛や鶏や豚のレバー、鰻の肝やウニ、枝豆や焼き海苔、モロヘイヤやパセリなどに多く含まれています。
鉄分と被る食材もあるため、意識して摂りやすい栄養素のひとつです。

 

しじみ

ビタミン12は、シジミや赤貝、牛肉や牛レバー、鶏肉や鶏レバー、豚肉や豚レバーと、葉酸や鉄分を含む食材に含まれていることが多い栄養素です。

魚介類や肉類など動物性蛋白質を含む食材のため、ベジタリアンが不足しやすいビタミンとも言われています。

 

貧血持ちだと妊娠しにくいって本当?

慢性的な貧血持ちの女性は、妊娠をしにくい傾向があると言われています。
特に鉄分が不足することで起こる鉄欠乏性貧血は、妊娠するための卵巣の働きに少なからず影響をおよぼすようです。

 

貧血と卵巣の関係

不妊

貧血になることで、卵巣を含めた体内に必要な栄養素や酸素が、きちんと行き渡らなくなります。

何故ならば、栄養素や酸素を運ぶのは血液だからです。
中でも鉄分は、酸素を運ぶ役割を持つ赤血球内のヘモグロビンを作るための優れた材料となります。

 

そのため、卵巣や子宮への栄養や酸素が不足するということは、妊娠のために必要な働きがしにくくなることにつながります。

 

隠れ貧血に注意

健康診断で貧血と判断されるための目安として、ヘモグロビン値があります。
ヘモグロビン値が男性の場合13g/dl以下、女性の場合12g/dl以下の場合、軽度の貧血と判断されます。

 

ただし、このヘモグロビン値が正常値であっても貧血は起こります。
ヘモグロビン値が正常な数値であり、体内に貯蔵されている鉄分を示すフェリチン値が少ないことで起こる貧血を「隠れ貧血」といいます。

 

健康診断ではチェックされない項目のため、見逃してしまう人も少なくないようです。
もし不安な場合、病院にてフェリチン値を測定する血液検査を受けることをオススメします。
>>隠れ貧血を詳しく知りたい方はこちら