スポーツ貧血って?マラソンランナー・アスリートは要注意!

皆さんは貧血になったことがありますか?
体がフラフラしたり、耳鳴り、めまい、動悸や息切れ、疲れを感じやすくなったり、顔色が悪くなったり、挙げればきりがありませんが、貧血になったことがある人は多いと思います。
しかし、「スポーツ貧血」という言葉は聞いたことがあるでしょうか。
ないという方がほとんどだと思います。
そこで、今回は巷で話題の「スポーツ貧血」についてお話していきたいと思います。

 

貧血とスポーツの関係性

実はトップレベルのオリンピック選手のうち、男子は10%、女子は20%がこの貧血に苦しんでいると言われています。
また、血液検査には引っかからなかったとしても、ヘモグロビンの量がかなり減ってしまっている選手も多くいるといいます。
では、早速そのメカニズムについてお話していきましょう。

 

スポーツ貧血の原因は?

スポーツ貧血は、特にマラソンやバレーボール、バスケットボールのような足の底に衝撃があるようなスポーツや、剣道のように体全体に衝撃が加わりやすいスポーツをしている人がなりやすいと言われています。
衝撃が加わった箇所で血液中の赤血球が破壊される溶血と呼ばれる現象が起き、貧血の原因となる鉄分の流失が起きてしまいます。

 

また、運動の急性期には血液の量が急激に増え

て、薄まってしまう現象が起きることがありますが、これもスポーツ貧血の原因です。
また、比較的ハードなスポーツを継続する場合もスポーツ貧血に陥りがちです。

 

汗

夏に特によく排出されるは多くの鉄分を失わせます。

また、尿からも鉄分は失われますし、よく長距離の陸上選手にあるのが血便、いわゆるタール便による鉄分の流失です。
成長期の女子選手では、月経による出血がこれらの貧血に拍車をかけますので、注意が必要です。

 

スポーツ貧血の症状と治療法は?

スポーツ貧血の症状としては、一般的な貧血と同じようなものが多いですが、ぼーっとしてしまって集中力が失われてしまうので、記憶力が低下したり、伸び悩んだりすることがスポーツをするにあたっては懸念されます。
治療としては、食習慣の改善はもちろん、鉄分のサプリメントを使用したり、練習内容を見直したりすることが時には必要でしょう。

 

スポーツ貧血が疑われる人の症状

持久力の低下
頭痛や眠気
眼瞼結膜蒼白
爪の変形
食欲不振
異味症

 

スポーツ貧血の疑いがある症状には上記のものがあります。
皆さんはいくつ当てはまりましたか?

 

持久力の低下

トライアスロン
マラソンやトライアスロンなど、長時間の運動をする競技では、持久力の低下によってタイムが伸びなくなることもあります。
持久力の低下は、体が低酸素状態になることで起こる場合があり、それを回復させるために血液の流れをより活発にすることで、酸素を各細胞に送ろうとします。

 

その結果、普段ならなんでもないようなレベルの体の動きでも激しい息切れや動悸が起こるようになり、持久力が低下してしまいます。
持久力の低下は、疲れやすさや競技へのモチベーションや集中力を下げることにもつながります。

 

頭痛や眠気

頭痛
血液は、体内に酸素や栄養素を循環させる役割を担っています。
血液に含まれるヘモグロビンが不足することで、正常な循環が滞ってしまい、呼吸で取り入れた酸素を活用させることができなくなる低酸素状態に陥ります。

 

低酸素状態になった身体は、脳に送り込まれる酸素を不足させてしまいます。
そのため、頭痛や立ちくらみやめまいといった症状の他、眠気や慢性的な疲労感を伴うことになります。

 

眼瞼結膜蒼白

瞼
舌を出しながら目を開けた際に、まぶたの裏側にある結膜が白っぽくなっている状態です。
鉄分不足が原因で起こる症状のひとつです。

 

爪の変形

爪
鉄分不足で起こる症状には、爪の変形もあります。特に匙(さじ)状爪となった場合には注意が必要です。
他にも口角炎や舌炎といった症状が現れるケースがあります。

 

食欲不振

食欲
長期間の鉄分不足による貧血状態は、食欲不振という形になって現れることもあります。
貧血によって、胃腸に必要な栄養が行き渡らないため、消化吸収の力が衰えるためです。

 

異味症

氷
貧血が長期化しますと、氷や土といった普段ならあまり食べたがらないものを好んで食べる異味症となる場合があります。
酸素や栄養素が脳から不足することによって、自律神経に異常をきたすことが原因と言われています。

 

スポーツ貧血と夏バテの違い

暑い時期に起きる夏バテとスポーツ貧血は、同じようにめまいや立ちくらみなどの症状が起きるため、混同しやすいかもしれません。
ここでは、夏バテとスポーツ貧血の違いについて解説していきます。

 

夏バテの原因と症状

夏バテは、外気温の急激な上昇による体力低下が主な原因となっています。
特にエアコンの効いた室内から外に出た時の温度差による自律神経の乱れが大きく影響します。
他にも大量の汗による塩分不足やミネラル不足があります。

 

夏バテの症状には、以下のものが挙げられます。

めまい・立ちくらみ・頭痛・息切れ・微熱・動悸・吐き気・耳鳴り・食欲不振

中には、夏バテの食欲不振による栄養不足が、スポーツ貧血などの貧血につながるケースもあります。

 

スポーツ貧血の症状と夏バテの違い

スポーツ貧血の原因と症状は前述したので、原因は省略させていただきます。
症状はもう一度挙げてみます。

頭痛・立ちくらみ・動悸・息切れ・結膜蒼白匙状爪・食欲不振・異味症

 

どうでしょう。症状を挙げてみるとやはり夏バテとスポーツ貧血は似ています。
しかし、夏バテは少々風邪の症状にも似ている気もしますが、スポーツ貧血の場合は明らかに目・爪など見える部分にも症状がでるので分かりやすいと言えばわかりやすいですよね。
頭痛や動悸、息切れなどで判断がつかない場合は、爪や瞼などにも症状が出ていないか確認することも、スポーツ貧血を見逃さないポイントとなると思います。

 

おまけ:夏バテを予防するには?

夏バテ

普段の食事によって栄養バランスを整える他、水分をこまめに摂るようにしましょう

エアコンの効いた室内では、冷えすぎに注意します。
設定温度を上げるのも効果的です。

 

体温を下げるために、夏野菜のきゅうりやナスやゴーヤをメニューに加えるのも良いでしょう。
睡眠不足にならないよう、できるだけ規則正しい生活を心がけることも大切です。
栄養バランスの改善には、普段の食事以外にサプリメントを取り入れるのもひとつの方法です。

 

スポーツ貧血に突然なってしまった時の応急処置方法

スポーツ貧血になった場合、すぐに立ち上がることができないなど、症状によっては救急車を呼び、医師の診断を受ける必要があります。
ここでは、救急車を呼ぶまでもない程度のスポーツ貧血になった時の、応急処置方法について紹介していきます。

 

まずは安静にする

スポーツ貧血の応急処置は、まずは安静にすることです。
服や下着やベルトなどをゆるめて、上着や毛布などがあればきちんと身体を包み込み、体温が低下しないように務めます。
空調を調節することや、足湯なども体温の低下を防ぐことにつながります。

 

救急車

自身ではなく他の人がスポーツ貧血となった際には、同じように安静にさせてから、服などをゆるめて毛布や上着をかけるようにします。

急に立ち上がった際にぶつかったり転んだりしないように、導線となりそうな箇所を片付けます。
トイレに行く時は、できるだけ身体を支えるなどをして付き添うようにしましょう。

 

その後、ある程度落ち着いてきた頃に病院に行くか、難しい場合はタクシーや救急車を呼んで病院まで乗せてもらうようにします。
できるだけ自己判断は避けて、医師の客観的なアドバイスを参考にするようにしてください。

 

マラソンランナーが貧血になりやすい理由とは?予防策は?

夏になってきて気温も高くなり、夏バテや熱中症に注意しなければならない時期になってきました。
しかし、夏に体調不良になったからといって、夏バテや熱中症が原因とは限りません。
例えば、マラソンランナーなどの陸上の長距離選手は夏によく貧血で倒れることがあるそうです。

 

マラソンランナーが貧血になる理由

マラソン

先述した通り、マラソンのようにハードな運動状態を続けるようなスポーツ選手はスポーツ貧血になりやすく、スポーツ選手は避けることができないのが現状です。
汗からの鉄分流出、尿からの鉄分流出、陸上選手に多いタール便、血便からの鉄分の流出などによって、血液中の鉄分濃度が低くなり、貧血が引き起こされます。

 

鉄欠乏性貧血

鉄欠乏性貧血は、文字通り鉄分が不足することで起こる貧血です。
血液中に含まれるヘモグロビンが鉄分の不足によって減少するため、それに伴い、酸素や栄養素が脳に行き渡らなくなることで貧血の症状が起こります。

 

運動量が多いため、必要な酸素の量も比例して増えていくことや、流れる汗によって鉄分が消費されてしまうことが主な原因となっています。
他にも、スポーツをするために必要な鉄分などの栄養素が食事によって摂れていないことや、女性の場合には月経による出血が原因となるケースもあります。

 

溶血性貧血

溶血性貧血は、血液の中に含まれる赤血球の破損によって起こる貧血です。
足の裏に衝撃を受けやすいマラソンやバレーボールやバスケットボール、空手や剣道の競技者に起きやすい傾向があります。

 

希釈性貧血

希釈性貧血は、血液内に含まれる水分量が増えてしまうことで、赤血球やヘモグロビンの濃度が減少することで起こる貧血です。
トレーニングによって心肺機能の高まりや、筋肉量が増えることで血液内の水分量が上昇することで、それに耐えうる肉体となった結果でもあるため、特別治療を施したりする必要はないと言われています。

 

マラソンランナーがスポーツ貧血を予防するには

基本的には、食生活の見直しや、鉄分サプリの摂取、練習方法や時間の見直しが大切です。
食事は、以下のものをたくさん摂ってください。

・ほうれん草
・まぐろ
・メロン
・オレンジ
・小松菜
・牡蠣
・きくらげ
・干しエビ
・レバー(牛・豚・鶏)
・牛乳
・鶏もも肉
・ひじき

 

貧血にはレバーが良いというのは有名ですよね。
レバーが苦手だという人は多いですが、マラソンランナーの方は絶対に欠かせない食品です。
自分でうまく工夫して、レシピに取り入れてみてくださいね!

 

サプリメントで予防

また、サプリメントを活用する方法もあります。
サプリメントの場合はすぐに効果が出ることは期待できませんが、長く続けていくことで貧血を防いでいくこともできます。
過剰摂取に注意し、決められた分量だけを摂るようにしましょう。

 

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公式

 

睡眠不足は大敵

それでも改善しないときは、医師に相談することをおすすめします。
自己判断ではなく、医師からのきちんとした指導を受けることが改善のための第一歩となります。

 

それから、できるだけ睡眠不足にならないようにすることや、過度のストレスがかからないようにすることも大切です。
とはいえ、スポーツ選手の場合には周囲からのプレッシャーも大きいため、トレーナーに相談したり、自身で工夫して上手に解消していくことがカギとなります。